青春18きっぷ 買い方、使い方ガイド 四国-東京間2,410円!お得な使い方

ぶらぶら散歩

四国から東京へ行くのに、一番安く行ける方法を探して辿り着いた最安値は2,410円

青春18きっぷを使います

こちらは全年齢対応で、1日にJRの普通電車、快速にいくらでも乗ることができます

期間内に5回使うことができ、同じ行き先であれば、1枚の切符を最大5人で使うこともできます

実際に使ってみた感想をおりこみながら、買い方使い方をガイドします!

期間を確認

まずは青春18きっぷを利用できる期間を確認しましょう

その期間内でないと使えませんので、それに合わせて予定を立てないといけません

また、発売期間も決まっていますので、そこもきちんと確認し、期間が過ぎていて買えなかった、なんてことのないようにしましょう

【利用期間】

春季用 2024年3月1日(金)から2024年4月10日(水)まで

【発売期間】

春季用 2024年2月20日(火)から2024年3月31日(日)まで

例年、夏、冬用についても同時期に発表されるのですが、2024年は北陸新幹線金沢~敦賀間延伸開業などにあわせた「おトクなきっぷ」の変更があったことから、春用のみを発表したということです。2024年夏・冬用については、「その都度決まり次第発表する」そうです

参考までに例年の日程を載せておきます

●春季
・発売期間:2月20日~3月31日
・利用期間:3月1日~4月10日

●夏季
・発売期間:7月1日~8月31日
・利用期間:7月20日~9月10日

●冬季
・発売期間:12月1日~12月31日
・利用期間:12月10日~2024年1月10日

詳細はJRおでかけネット「青春18きっぷ」

目的地までの電車を確認

次に最寄りのJR駅から、目的地まで、どの電車に乗ったらよいかを確認します

ジョルダンというサイトを使えば、「18きっぷ」というページで、18きっぷを使える電車のみで目的地までの乗換を教えてくれます。めちゃくちゃ便利ですね!

登録をしなくても、調べることができました。私の場合、最寄りのJR駅が坂出駅でしたので、出発に坂出駅、到着に東京駅と入力し、「18きっぷ」をタップすると以下のように出ました

東京駅到着は13時間後!ということで、朝早めの電車に乗ることにしました

乗れる電車が普通電車と快速だけなので、安いけれど時間がかかるのが特徴。目的地に合わせて、出発時間を調整してくださいね

きっぷを買う

きっぷを買える場所は、みどりの窓口か、指定席券売機(緑色の券売機)です

裏技として金券ショップで、買ったりレンタルしたりすることもできます!

私は指定席券売機で買いました。買い方を載せておきます

券売機で「とくとく切符」をタップしてください

「青春18きっぷ」をタップ

人数をタップ

内容を確認して「確認」をタップ

支払いをする(現金かクレジットカード)一枚は12,050円です!

お金やカードを入れるところが、黄色い枠で囲まれているので、分かりやすいです

領収書がいる場合は、「領収書」をタップします

券はたくさん出てきます(私の場合は7枚でした)が、使うのは赤枠で囲んだ1枚のみです

上の写真は、一回使用したものを撮影したので、はんこがおしてありますが、本来ははんこが何も押していないものが出てきます

いざ、旅の始まり!

きっぷを持って、駅員さんのいる改札口へ行きましょう。自動改札口は使えません。きっぷを見せると、1回目のところにはんこを押してくれます

さあ、ここから日付が変わるまで乗り放題です‼︎

ジョルダンで調べた通りに電車を乗り継いで行きます。以下は、私が坂出から東京へ行ったときのものです

①坂出ー岡山 快速マリンライナー

車内は混んでいて座れませんでしたが、瀬戸大橋から見える瀬戸内海と島々を見ていたら、42分はあっという間でした

②岡山ー播州赤穂 赤穂線(播州赤穂行)

今度は座ることができ、快適に1時間11分を過ごしました

③播州赤穂ー姫路 東海道・山陽本線(姫路行)

始発だったので、座ることができました32分間です

④姫路ー米原 神戸線 新快速(米原経由近江塩津行)

この新快速(米原経由近江塩津行)が少しややこしくて、進むたびに⚪︎⚪︎線の名前が変わっていきます

しかし、新快速(米原経由近江塩津行)の名前は変わりません。降車せず、車両にそのまま乗っておけばよいものでした

④-1 姫路ー大阪 JR神戸線 新快速(米原経由近江塩津行)

こちらも始発で、1時間1分座ることができました

④-2 大阪ー京都 JR京都線 新快速(米原経由近江塩津行)

神戸線から京都線へと路線は変わりましたが、降車せずそのまま乗っておくことができます

ここから29分です

④-3 京都ー米原 琵琶湖線 新快速(米原経由近江塩津行)

京都線から琵琶湖線へ変更。降車せず乗ったままで53分

3つの路線を経ましたが、同じ車両に乗ってからトータルで2時間23分

さすがにお尻がちょっと痛くなったので、時折立ったり、姿勢を変えたりして気分転換をしました

⑤米原ー大垣 東海道本線(東海)大垣行

34分

⑥大垣ー豊橋 東海道本線(東海)新快速(豊橋行)

1時間30分

⑦豊橋ー浜松 東海道本線(東海)(掛川行)

34分

⑧浜松ー熱海 東海道本線(東海)(熱海行)

2時間32分!この区間が一番、時間がかかりました。なにせ、この区間、ずっと普通電車ですから…

でも、車窓からの景色を見たり、駅名を聞いて楽しんだりして、過ごすことができました

⑨熱海ー東京 東海道本線(東日本)新快速(宇都宮行)

最後の電車だと思うと、頑張れました

乗り始めからは13時間8分

乗換8回 移動距離780.2Km 移動した都道府県は10

いやーやっぱり長かった。最後の東京駅に着いた時は、達成感がありましたね!

注意点やアドバイス

  1. トイレ、買物は計画的に
  2. 時間潰しグッズを持って行こう
  3. 楽な服装で行こう

それぞれ詳しく説明します

1.トイレ、買物は計画的に

乗換の時間が短く、また、次の電車でも座るために並びたいので、トイレに行くことができません

電車に乗ってから、トイレのある車両に移動してトイレを済ませることもできますが、混んでいる電車だと移動もしにくいです

トイレのために席を立つと、そのあと座れなかったりもします…

トイレは、旅の計画を立てる時にあらかじめどこで行くか決めておくとよいです

次の電車までの待ち時間が長い所で行くようにするのもよいですし、あえて一本遅らせて時間を作るのもよいでしょう

ただし、一本遅らせた場合は、はじめにジョルダンで調べた旅程とは変わってきますので、遅らせた電車からあとの旅程を調べ直す必要があります

買物についても、自販機で飲物を買うくらいならどのホームでもできますが、売店はどのホームにもあるとは限りません

ご飯やお菓子はあらかじめ買って持っていくことをおすすめします

ここの駅弁やお土産が買いたいんだ!という場合は、それを買う時間も旅程に入れましょう

2. 時間潰しグッズを持って行こう

誰かと一緒に行く場合はいいのですが、私は一人で行ったため、とにかく暇でした

景色が見えているうちはそれを楽しめるのですが、雨が降ったり、暗くなったりすると景色も見えず、することもなくなります…

携帯を見ていたらバッテリーがなくなり、モバイルバッテリーを持ってきたらよかったと後悔…

本や雑誌も持っていたらよかったなぁと思いました。クロスワードやナンプレの雑誌なんか楽しく時間を過ごせそうですね

とにかく時間だけはたくさんありますので、自分のしたい過ごし方ができるように、持ち物の準備が必要です!

私が持っていけばよかったと思うものは

  • おにぎり、パン
  • おやつ
  • モバイルバッテリー
  • イヤホン
  • 本、雑誌

です。参考になれば…

3. 楽な服装で行こう

とにかく長い間、同じ姿勢で過ごします

時折、うたた寝することもあります

なので、楽な服や靴が重宝します

私はズボンとスニーカー、そしてリュックにしました

体を締め付けない、疲れない、座っても足の開きが気にならない服やカバンを意識しましょう!

いかがでしたでしょうか。最後に、きっぷの処理についてお話しします

きっぷは最後まで使うか、買取してもらおう

今回、一人できっぷを使用したなら、あと4回使えます

利用期間が決まっていますので、気をつけてください(今回の場合でしたら、3月1日〜4月10日でした)

行き先が一緒であれば、最大5人まで使えます。今回、複数人で使った場合は、人数分のはんこが押されていると思いますので、はんこが押されていない分の回数を、使うことができます

まだ使える回数があるけど、もう使う予定がない!というときは金券ショップで売ることができます

残っている回数使用期限までの日数で値段が変わってきます

もちろん、どちらも残量が多い方が高くなります。ですので、使用したあと予定がなければ、すぐに買い取ってもらいましょう。一日違うだけで、買取料金が変わってくることもあります

私の場合、3月23日と26日に使い、27日に売りに行きました。残り回数が3回で、残り日数は15日です

買取料金は6,500円でした!

前述しましたが、きっぷを手に入れる時にも金券ショップで買ったりレンタルしたりすることができるので、自分の使用状況に合わせて工夫してみてくださいね!

お得な使い方

青春18きっぷを一番お得に使う方法は、5回分を使い切ることです!

一枚12,050円で、最大5回使えるのですから

12,050円÷5回=2,410円

1回分が2,410円となります

私は2回使って、6,500円で売りましたから

12,050円-6,500円÷2回=2,775円

1回分が2,775円でした

四国から東京まで往復で5,550円、片道2,775円で行けたことになります

高速バス、フェリー、自家用車、新幹線、飛行機など、どの行き方よりも最安値でした

一人で5日間使うもよし、5人で一枚を使うもよし、レンタルで一回分だけ使うもよし、工夫次第でお得な使い方ができる青春18きっぷ

旅の移動手段の一つの方法として、検討してみてはいかがでしょうか

それではよい旅を‼︎

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